#9 | なんでメイドカフェ好きなの?~キャバクラとの違い~

「なんでメイドカフェ好きなの?」

この言葉は、最近一番聞かれる質問です。

誰かを、何かを好きになった時、理由を正確に説明するのは非常に難しい。

時間があるとつい考えてしまっていたり、いつもより胸が高鳴ったりといった現象から、「好き」の存在は確認できます。

「なぜあの人が好きか?」「なぜチョコレートが好きか?」「なぜマンガが好きか?」

ですが実際のところ、答えた理由は相手を納得させるためだけに用意された、後づけの場合がほとんどだと感じています。

「…タイプだから」「…甘党だから」「…空想にワクワクするから」

僕にとって好きなのは好きだからとしか本来は答えようがなく、メイドカフェが好きな明確な理由も自信を持って答えることができません。

ただ、そこで思考停止する訳にもいかないので、女の子としゃべれるキャバクラという似たサービスと比較することで、少しでも感覚みたいなものを共有できればと考えました

1.価格帯

東京にあるキャバクラは1時間遊ぶのに、5000円~(※キャバクラ好きの友達調べ)であるのに対して、メイドカフェは2000円前後と割安です。
出所)別所温 『「メイドさん」になろう!』(秀和システム、2010年)103頁。現在にかけて価格の相場はあまり変わっていないので参考としました。

2.接客

①コミュニケーション

キャバ嬢はメイドさんよりもトークのプロが多く、仕事~プライベートの話でも広く柔軟に受け答えしてくれます。 一方、メイドさんは10代後半~20代前半と年も若く、話にも未熟なところがあります。ですが、そこが逆にグッとくるのだと思います。

キャッキャした可愛い女の子の姿が癒やしにもなり、つい見守ってやりたいと笑顔を誘うのでしょう。



②ルール

メイドさんはお客さんの横に座ることができなく、立ちながら話をします。 これは風営法の「接待」を行う際に必要な風俗営業許可を取得しないメイドカフェでは、積極的な行為が禁止されているからです。

キャバ嬢は指名を獲得することが大切で、お客さんとの精神的 / 身体的な距離を縮め、お店の外でも関係性を作ることが求められますが、メイドさんはそこまで求められません。また、連絡先の交換も禁止されています。

女の子とその先がないのに、メイドカフェ行く意味あるの?と言われることがあります。その意見はある種もっともですが、われわれメイドカフェが好きな人たちは元々その先に関心はないのです。

その場限りで楽しんで満足したり、アイドルのように見守ったり。



3.コンセプト

「ご主人様に仕えるメイド」というオリジナルの世界観がメイドカフェにはあります。 メイド服を着た女の子が、キャラクターをケチャップで描くお絵かきオムライスを作ってくれたり、美味しくなるおまじないをしてくれたりとご奉仕するのも、ならではだと思います。



おわり

以上がキャバクラとは違ったメイドカフェの特徴でした。

僕がメイドカフェを好きな理由は、もしかしたらコミュニケーションやコンセプトの奥底に潜む「かわいげ」「けなげ」「はかなげ」に惹かれているからかもしれません。

そして誤解を与えないために言いますが、メイドカフェとキャバクラ、どちらが優れているということはありません。どちらが自分の好みかという問題です。もちろん、どちらも選ばなくても構いません。

すべてあなた次第です!